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アベノミクス大失敗 ~5年間の安倍を総括する・毎日社説

総裁を筆頭に安倍首相の息の掛かった委員が6人も送り込まれたことで
6/9の絶対多数となり、NHKを占拠し安倍放送局に成り下がったと同様に
日銀も安倍銀行となり「通貨の番人」なんぞどっかに吹っ飛び
堕落してしまいました。
その政策たるや行き当たりばったり、戦後最悪の日銀であったといって過言でないという理解です。

 ということで、日銀の無謀を批判すると共に、このテーマについても、これまでさんざんっぱら指摘してきました。
今般、年の瀬を迎え、毎日新聞がコンパクトに纏めてくれたので貼っておきます。
この内容について、特段いうことはありません。
が、ただ、おそらく武士の情けだろうと思いますが
婉曲な表現にとどめた為に表現が不足しているところもあり、
それでは真意が伝わりにくいと感じたので
お節介ながら「独断と偏見のコメント」を追記してみました。


毎日新聞2015.6.16

社説 5年目の安倍政権 アベノミクス 的は外れツケが増えた  クリックで原寸大
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※画像拝借しました。--> https://twitter.com/hirochiyan/status/815050894219694081

(※朱色、太字で強調、青文字は管理人の独断と偏見によるコメントです。)
社説
5年目の安倍政権 アベノミクス 的は外れツケが増えた


毎日新聞2016年12月31日 東京朝刊 
「経済を、取り戻す。」--。そう公約し、今の安倍政権は誕生した。それから丸4年。あの時の約束はどうなったのだろう。

 安倍政権が最も強調したのは「デフレからの脱却」と「経済の好循環」だ。
2%の物価上昇率3%以上の名目経済成長率を達成する、と公約に明記した。
その実現のため登場したのが、金融政策、財政政策、成長戦略の「三本の矢」からなるアベノミクスだった。

 第一の矢、つまり日銀による異次元緩和が的を外したのは明白だ。 <--大失敗だった。ここポイント。
物価上昇率は9カ月連続でマイナスで、「2年程度で物価上昇率2%」はかすりもしなかった。
第二の矢、財政政策はどうか。毎年のように何兆円という経済対策が打ち出されたが、効果は持続していない。
法律に盛り込まれた消費増税を、経済状況を理由に2度も延期しなければならなかった事実は、好循環が起きていない証しに他ならない。

 安倍首相は、有効求人倍率の上昇や雇用の増加を成果として強調する。
景気対策による面も一部はあるだろうが、数字の改善=雇用の改善とは限らない。
高齢化に伴う介護要員の需要増や建設・運輸業界の人手不足が有効求人倍率を押し上げている。
高齢者が非正規社員として再雇用され雇用の総数を膨らませている面もある。
経済構造の変化が高賃金の雇用を生み、人々が希望の職を得るという望ましい姿はまだ遠い。

 アベノミクス最大の罪は、重要な課題を先送りし、将来世代に回すツケを一段と膨らませたことだ。
異次元緩和に出口は見えない。2017年度末の国と地方を合わせた長期債務は1094兆円となる見込みで、12年度末から約160兆円増える。

 アベノミクスの理論的支柱とされた経済学者の浜田宏一・内閣官房参与は文芸春秋1月号で、
かつて日銀の金融緩和だけで経済が立ち直ると考えたがそうならなかったと誤算を認めた <--ココ、とっても重要。安倍を踊らせた張本人がその間違いを認めた。土台が消滅したということ。

そのうえで、原因を財政政策の踏み込み不足とし、もっと強力な財政のテコ入れと金融緩和を組み合わせる必要があると説いている。
 一段と借金は増えるが同氏は、「国の借金であれば消費者金融などとは違って返済期限もなく、将来世代に繰り延べすることもできる」と指摘している。<-- 懲りずに、またまた好き勝手をいっている。

 せっかく働き方改革など構造問題に取り組んでも、同時に将来の不安が増大するツケ回しを続けていては効果は台無しだ。政策のコストは誰が負うのか、国民のチェックが求められている。

Copyright 毎日新聞

【 おまけ 】
素人以下だった。
量の政策の誤りを認めた浜田内閣官房参与
Yahoo!ニュース2015.6.16

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kubotahiroyuki/20161116-00064487/
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15日の日経新聞に浜田宏一内閣官房参与とのインタビュー記事が掲載された。このなかで浜田氏は次のような発言をしていた(以下、日経新聞朝刊より引用)。

「アベノミクスの『第1の矢』では岩田規久男日銀副総裁のインフレ期待に働きかける政策が効いた」

「国民にとって一番大事なのは物価ではなく雇用や生産、消費だ。最初の1、2年はうまく働いた。しかし、原油価格の下落や消費税率の5%から8%への引き上げに加え、外国為替市場での投機的な円買いも障害になった」

「私がかつて『デフレは(通貨供給量の少なさに起因する)マネタリーな現象だ』と主張していたのは事実で、学者として以前言っていたことと考えが変わったことは認めなければならない」

2012年11月にスタートしたアベノミクスと呼ばれた大胆な金融緩和を中心とした政策は、インフレ期待に働きかける政策が効いたものの、原油価格など外的要因の障害により物価上昇が阻まれたかのような分析である。このあたりは日銀の主張と一致する。しかしである。少なくとも一時的には効いたとした量による政策効果をここにきて否定してきたのである。

学者があらたな事実が発覚したことで、考え方をあらためるということは通常であれば、当然あってもしかるべきということになろう。しかしである。浜田氏はその間違っていた政策を政府に提言した上で実行に移されてしまった。いわば実証もされておらず、むしろ以前の日銀を中心にリフレ政策は誤りであると認識されていたものを、アベノミクスというかたちで実行に移してしまった。それが4年経ってやっと浜田氏がその誤りを認める事態となった。浜田氏は次のような発言もしている。

「(著名投資家の)ジョージ・ソロス氏の番頭格の人からクリストファー・シムズ米プリンストン大教授が8月のジャクソンホール会議で発表した論文を紹介され、目からウロコが落ちた。金利がゼロに近くては量的緩和は効かなくなるし、マイナス金利を深掘りすると金融機関のバランスシートを損ねる。今後は減税も含めた財政の拡大が必要だ。もちろん、ただ歳出を増やすのではなく何に使うかは考えないといけない」

いまさら目からウロコもないであろう。そもそも金利がゼロに近くては量的緩和は効かなくなるというのもおかしい。政策金利がゼロ近くになってしまったのでその代替手段として出てきたのが量的緩和ではなかったのか。ただし、量を増やせば物価が上がるという波及経路に関しての認識が誤っていたことも、ある意味立証されたということになる。

しかし、だから減税も含めた財政の拡大が必要だという理論も本当に正しいのか。リーマン・ショックや欧州の信用不安に対して、日米欧の中央銀行が大胆な金融緩和を実施したのは、財政出動に限界が来ていたためである。金融緩和がダメなら財政出動という考え方はあまりに安易すぎる。

浜田氏がデフレはマネタリーな現象だとの説の誤りを認めても、日銀が踏み込んでしまった異次元緩和は簡単に止めることはできない。ブレーキすらも掛けることが難しいことで、それとなく買入額の縮小も可能となる「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」という絡め手を打ち出した。しかし、これにも「オーバーシュート型コミットメント」を付けないとリフレ派の賛同は得られなかった。「オーバーシュート型コミットメント」とは安定的に2%の「物価安定の目標」を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続するというものであり、これは浜田氏が認めた間違った政策を強く押し進める姿勢を示してしまったものである。

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コメント

[C522] Re: ありがとうございました。

> halさん
> 本年もブログお疲れ様でした。いつも興味深く読ませていただいています。
> また、本年も色々お世話になり、ありがとうございました。
> 来年もよろしくお願いいたします!良いお年をお迎えください!

ご丁寧なコメント、恐縮です。
ブログってなんぞやという技術的興味から始めたですが、もう11年になりました。
いまコメント頂いているほうはバックアップサイトでして、バックアップを始めたのはずっと後になってからです。
私の場合は備忘録の意味合いが強く、殆どそれです。
「あれはどこに書いたっけ?」を探すのにYahooやグーグルを使って便利にしています。
本家の方のサーバもブログと同い年で11年となり、もういつ壊れても不思議ない状態です。
ということで、もっと続けようか、もうここらで終りにしようかと思いつつ・・・
ズルズルと続けてきょうまできています。

ヴァイオリンをちゃんと聴くようになったのはクレモナさんのサイトがきっかけでした。
まだまだよくわかっていませんが、そのうちにヴァイオリンの魅力に気づくことになる鴨です。
発表会も聴かせていただきました。
趣味とはいえ、なかなかできることではなく貴重な経験をされているなぁと、羨望の的です。
それをブログで発信することで、
いろんな人に様々な形で刺激やら影響を与えていると思うと、すごいなぁと思います。

長くなり失礼しました。
よい年をお迎え下さい。

  • 2017-01-01 00:06
  • hal
  • URL
  • 編集

[C521] ありがとうございました。

halさん
本年もブログお疲れ様でした。いつも興味深く読ませていただいています。
また、本年も色々お世話になり、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします!良いお年をお迎えください!
  • 2016-12-31 19:57
  • クレモナ親父
  • URL
  • 編集

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国民を指差して、「こんなヤツに負けられるか」と絶叫
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そもそも国民に主権があることがおかしい。全文はこちら クリックで原寸大
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 安倍さんが最も欲しがっているモノは「国家緊急権」。
その欲しくて堪らなかったモノがもう手に届くところまで来ています。
それを手に入れるには、自民党の憲法草案を通すほかないわけですが、
手段を選ばず、あらゆることを仕掛けて来ることが想定されます。
その国家緊急権は、第九章 緊急事態にやろうと思えば「何でもできる」を織り込んでいます。 --> こちら

つぎの動画ですが、安倍さんのこれまでの言動がヒトラーのそれと見事に符合していることを描いています。
ということだと、これから何が起きるかも想像がつくというものです。
クリック ↓ でYoutubeを開く
hodoStation160318_ss.jpg


 大新聞・テレビが批判をやめた、戦前と同じ。
安倍首相「安保法制は中国が相手、必ずやる!」と戦争を想定--> こちら
たかが個人的な野望なのに、実現するためにはどんなに反対されようが構わず進め、そして国民を戦争へ引き摺り込む・・
 断じて許しません。
戦争法案施行に合わせて日中緊張が仕掛けられ着々と前準備が整えられる。戦争させられるのも時間の問題である。
「ふたたび戦争の歴史になる・・」と2007年安倍一次政権から繰り返し警告してきた。
2005年に決定されたシナリオがいよいよ最終章を迎える、まさに危機的状況となってきた。
殆どの国民が知らないでいるシナリオが、しかも着々と積み上げられてきていることに気付き、そして大声上げて阻止しないと取り返しのつかないことになる。
阿鼻叫喚となる前に・・・

というのは、
アーミテージ・レポート第3弾アーミテージレポート(ブログ) のシナリオ通りに進んでいることでわかるように、アメリカ戦争屋勢力が、ニッポンの外務省と安倍政権(強力な軍事力を持つことで有利になれるという妄想・野望)を利用できるところまで最大限利用しようとしているからだ。
自分から決して先には手をださず、
ニッポンを使って事を起こそうとしている連中の 謀略 はいまだ消えていない。執念深くしかも確実に実行しようとしている。
どんなに時間がかかろうが、システマチックに動いてやり遂げる連中を甘くみたら後悔することになる。
アメリカが仕掛けてきたこれまでの謀略・戦争の数々が教えてくれている。

ふたたび戦争の歴史になる・・
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自由党(国民の生活が第一)

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八神純子 DAWN
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ベートーヴェン「月光」ネルソン・フレイレ
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ポールポッツ Paul Potts・La Prima Volta
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