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景気後退に入った ~解散なんかやっとる場合ちゃうで・・・

「デフレ脱却、デフレ脱却だ!」
と、永田町の住民たちが口を開けばこれを枕詞に、すり切れたレコードみたく連呼している。
その裏で、通貨の価値を守らねばならず通貨の番人であるはずの日銀が
その使命をかなぐり捨てた。
量的金融緩和を「なりふりかまわず」遣りまくり、円安に夢中である。
それもそのはず、財務省からネジ込まれた黒田総裁が手羽先となり
そもそも経済運営には責任を持たされていない財務省が
増税という身勝手な自己目的実現のために、
東大法学部卒でない総理大臣のときだったらキズが付いても痛くもかゆくもないのでやらせろとばかりに
年金資金を突っ込ませ株価を釣り上げさせてきた・・・。
他方、日銀ルートでも増税できる環境も作る必要があるので、輪転機をフル回転させてきた。
全ては増税したいがための環境作りといえる。
日銀の独立どころか、子会社同然の日銀は手当たり次第国債を買い取り、円を刷り続けてきた。
すでにハチャメチャ。
経済なんか知ったこっちゃないという傲慢な財務省の思うがまま日銀が暴走している。

過ぎたるは及ばざるが如し
「解散なんかやっとる場合ちゃうで、気は確かか!?」
「あんなことやってたらニッポンに未来はない。見限るぞ!」などと思ったかどうか。
いずれにしても、
いくら安くなったからといって、紙くずになる懸念があるものを買いあさる外国の投資家もいないだろうというのが
ここ2週間の株価から窺われる。
リセッションをうけ、外国人投資家がそっちに動き出してきたのではなかろうか。
それが広がると手がつけれないし、さらに悪いことには
そこに「暴落と超インフレ」コンビが、仲良く手を繋いでやってくることもみておかないといけない。

順調といえば皮肉になるがすでに危険水域。
右肩上がりに円が売られてきているのに、
株価がその量に呼応して上がらず、鈍ってきている風情である。

円/ ドル 推移(10年スパン) (2014/11/21) 
クリックで原寸大
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株価推移 (10年スパン)(2014/11/21)
クリックで原寸大
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日本企業の業績が上がって株価が上がったならなんら問題ない。
そうではなく、日本株が安くなったので買われているだけなのに
この財務省の狙い通りの株価上昇という演出を鵜呑みにしてしまっている国民が相当数いると想定され、
財務省、日銀、安倍さんらの思う壺であり、事態は深刻である。
マスコミがこのカラクリをちゃんと説明すれば国民だってわかるが
なんせマスコミは財閥・政権の応援団だから、自分からしゃしゃりでることはない。

外国人投資家にとっては円が安くなれば、同じ1ドルでも余分に株が買える。
もし、1ドル70円が1ドル140円になったとすれば、同じ元手でも2倍の株がゲットできるので、
日本株が手っ取り早い銭儲けのターゲットになるのは自然の成り行きである。
これまでの動きがそうであった。
が、ちょっと異変が・・・

http://jp.wsj.com/news/articles/SB11526184417694423301104580283953687853556

リセッション入りの日本、追加景気対策を検討か
By
TAKASHI NAKAMICHI, MITSURU OBE and ELEANOR WARNOCK
原文(英語)
 【東京】日本政府は3度目となる大規模な経済対策で、もたつく景気の下支えを狙う構えだ。そして安倍晋三首相は、看板政策「アベノミクス」に対する不満が高まる中、衆院解散・総選挙に向けた準備を着々と進めている。

 首相の経済政策ブレーンである本田悦郎内閣官房参与(静岡県立大学教授)はウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、17日発表の7-9月期の国内総生産(GDP)が予想外に2四半期連続のマイナス成長となったことにより「当然、経済対策は必要」になるとし、新たに3兆円近くの現金給付と減税を実施するよう求めた。

 新たな経済対策は、GDPの2倍超にまで膨張した政府債務の拡大を抑えつつ、長期的な景気低迷からの脱却を目指す政府の取り組みが、一進一退の状況にあることを浮き彫りにした。安倍首相はつい先月まで、財政再建策の一環として2015年10月に消費税を再度引き上げる計画を実行するとみられていた。
 日本がリセッション(景気後退)入りしたことで、暗雲の垂れ込める世界経済の見通しは一段と暗くなったと言える。国際通貨基金(IMF)は約1年前、日本の2014年の経済成長率を1.2%と予想し、世界経済の回復が鈍い中での明るい材料として日本の景気対策を挙げていた。

 だが、足元ではIMF高官が、日本も世界の経済成長の足を引っ張る可能性を指摘している。

 欧州は既に、過去3年で3回目のリセッション入りが視野に入っている。世界第2位の経済大国である中国は、08年の金融危機以降、世界の経済成長をけん引してきたが、いまは景気が減速している。そのため、オーストラリアやブラジルといった商品(コモディティー)輸出国の景気が停滞している。

 米連邦準備制度理事会(FRB)内では、米国の景気回復はようやく加速の兆しが見られるものの、海外の弱さが障害になると懸念する声が広がっている。実際にそうなれば、市場が2015年半ばと見込む利上げの先送りを検討する可能性もあるとFRB幹部らは指摘している。
 安倍首相は18日、消費再増税の先送りを発表する見通しだ。また、全力でデフレ退治に取り組む使命について新たに国民の信任を得るため、衆議院を解散し、12月14日に総選挙を実施することも決めるとみられる。近年の日本経済は、賃金が下落し、需要が低迷するというデフレの悪循環により停滞している。

 安倍首相は17日夕、連立を組む公明党の会合で、「長く続いたデフレから脱却するチャンスをやっとつかんだ。私たちはこのチャンスを手放すわけにはいかない」と述べた。

 首相の発言からは、2年間の任期中の経済面での成果を訴えていくという選挙戦略が垣間見えた。現政権下で100万人の雇用が生まれ、賃金が上昇した上、観光業は好調で、日本経済に1兆円を超える観光収入をもたらしたとし、「経済の好循環が今まさに生まれようとしている」と語った。

 総選挙となれば、アベノミクスが機能しているかを問う国民投票の様相となるが、野党が選挙戦でこうした主張に反論してくるのは確実だ。

 デフレ脱却と景気回復を公約に掲げ、2年前の総選挙で地滑り的勝利を収めた安倍首相は、衆議院での任期を2年残して解散総選挙に踏み切るという賭けに出ようとしている。安倍首相が総裁を務める自民党は、衆議院の480議席のうち295席を占めているが、首相の側近でさえ、現有議席の確保が難しいことを認めている。

 政府関係者はこの数カ月、景気が回復軌道に乗っているのは確かだと繰り返してきた。だが、4月に消費税率が5%から8%に引き上げられたことで消費者は大きな打撃を受け、4-6月期と7-9月期のGDP成長率はマイナスへと押し下げられた。17日発表の7-9月期GDPは予想外に悪い内容だったため、安倍首相が来年に消費再増税に踏み切ることが不可能になった。

 7-9月期のGDPは前期比年率1.6%減と、4-6月期の7.3%減に続くマイナス成長となり、日本経済はリセッション入りした。

 エコノミストは一般に、年率ベースでみたGDPのマイナス成長が2四半期ないしそれ以上連続した場合をリセッションと定義している。

 消費増税後の成長鈍化と言えば、1997年の記憶がよみがえる。この年は4月の消費税率引き上げをきっかけにリセッションに陥り、日本は借り入れと支出の拡大を余儀なくされた。

 安倍政権の関係者は今年初め、2回目の消費増税の影響を相殺し、経済を下支えする方法の一つとして、景気対策を実施することを示唆していた。

 エコノミストらは今年の経済成長率予測を下方修正し、2%の物価上昇率というアベノミクスの主要目標の一つは達成が難しいとの見方を強めるようになった。

 RBS証券チーフエコノミストの西岡純子氏は「物価に関する弊社のこれまでの強気見通しを慎重方向に変えざるを得ない」と述べた。西岡氏はインフレ動向を特に楽観視していた民間エコノミストの1人。

 エコノミストの間では、日本銀行は10月31日に追加緩和に踏み切ったが、4-6月期にマイナス成長に陥ってから行動に出るまで時間がかかりすぎたと批判的な声も聞かれる。

 しかし、景気浮揚に向けて日銀にできることはもうほとんどないと指摘するエコノミストもいる。その理由として、日銀がインフレ押し上げを狙い、主に国債買い入れを通じて金融システムに大量の資金を供給したにもかかわらず、日本経済が大幅なマイナス成長に陥ったことを挙げる。

 明治安田生命保険チーフエコノミストの小玉祐一氏は「日銀はもう一度追加緩和を実施する可能性が高いが、量的・質的緩和の景気押し上げ効果の弱さはすでに明らかになりつつある」と述べた。

 消費増税が先送りされれば、日銀幹部は追加緩和にもっと慎重になる可能性がある。日銀は先月の金融政策決定会合で、追加緩和を賛成5、反対4の僅差で決めた。反対票を投じた政策委員の一部は、日銀の国債買い入れが、安倍首相の財政再建意欲をそぐ恐れがあると懸念している。

 首相のもう1人の経済政策ブレーンである浜田宏一内閣官房参与(米エール大学名誉教授)はインタビューで、景気の弱さが今後数カ月続いた場合、日銀は「なりふりかまわず」行動すべきだと述べた。浜田氏は、消費増税や円安で「困っている人にだけに」現金給付を行うことに支持を表明した。




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国民を指差して、「こんなヤツに負けられるか」と絶叫
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そもそも国民に主権があることがおかしい。全文はこちら クリックで原寸大
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 安倍さんが最も欲しがっているモノは「国家緊急権」。
その欲しくて堪らなかったモノがもう手に届くところまで来ています。
それを手に入れるには、自民党の憲法草案を通すほかないわけですが、
手段を選ばず、あらゆることを仕掛けて来ることが想定されます。
その国家緊急権は、第九章 緊急事態にやろうと思えば「何でもできる」を織り込んでいます。 --> こちら

つぎの動画ですが、安倍さんのこれまでの言動がヒトラーのそれと見事に符合していることを描いています。
ということだと、これから何が起きるかも想像がつくというものです。
クリック ↓ でYoutubeを開く
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 大新聞・テレビが批判をやめた、戦前と同じ。
安倍首相「安保法制は中国が相手、必ずやる!」と戦争を想定--> こちら
たかが個人的な野望なのに、実現するためにはどんなに反対されようが構わず進め、そして国民を戦争へ引き摺り込む・・
 断じて許しません。
戦争法案施行に合わせて日中緊張が仕掛けられ着々と前準備が整えられる。戦争させられるのも時間の問題である。
「ふたたび戦争の歴史になる・・」と2007年安倍一次政権から繰り返し警告してきた。
2005年に決定されたシナリオがいよいよ最終章を迎える、まさに危機的状況となってきた。
殆どの国民が知らないでいるシナリオが、しかも着々と積み上げられてきていることに気付き、そして大声上げて阻止しないと取り返しのつかないことになる。
阿鼻叫喚となる前に・・・

というのは、
アーミテージ・レポート第3弾アーミテージレポート(ブログ) のシナリオ通りに進んでいることでわかるように、アメリカ戦争屋勢力が、ニッポンの外務省と安倍政権(強力な軍事力を持つことで有利になれるという妄想・野望)を利用できるところまで最大限利用しようとしているからだ。
自分から決して先には手をださず、
ニッポンを使って事を起こそうとしている連中の 謀略 はいまだ消えていない。執念深くしかも確実に実行しようとしている。
どんなに時間がかかろうが、システマチックに動いてやり遂げる連中を甘くみたら後悔することになる。
アメリカが仕掛けてきたこれまでの謀略・戦争の数々が教えてくれている。

ふたたび戦争の歴史になる・・
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